
どの程度まで内装工事をするかを検討する
リサイクルショップを開店することになったら、店舗の改装を行う必要が多くの場合出てきます。
新築のテナントで、とてもきれいな状態であるなら、特に改装を行う理由はないかもしれませんが、今までなんらかのお店が入っていたところを借りるのであれば、どうしてもある程度のリフォームは必須でしょう。
きれいな店内であれば、お客さんも気分良く買い物ができますし、魅力的な外装を持っていればお客さんを引き付けることができます。
しかし、リサイクルショップにおいては、内装は他の業種のように強い影響を持っているとは言いがたいところもあります。
しっかりとした品揃えと、商品の状態の良さ、適正な値段付けなどで売り上げが大きく変わるものですからで、あまり内装にこだわりすぎて、商品の質や値段に悪い影響が及ばないようにしましょう。
手持ちの資金と将来予測を考慮した上で、バランスの良い内装工事を行うことが肝心です。
見積もりを複数出して失敗のないように
内装工事を頼む際には、複数のリフォーム会社や建設会社に見積もりを出してもらうようにしましょう。
テナントの大家さんの知り合いに紹介してもらったり、自分の知り合いにしてもらったりするのも良いですが、やはり他の会社との価格比較や材料の種類の差を見るためにも、複数の見積もりは取っておいた方が良いでしょう。
見積もりの出し方によっても、信頼できる建設会社かどうかも分かりますので、しっかりと比較してから決めるようにしましょう。
設備一式、といった形で大雑把な詳細しか出さないのであれば、見積もりも分かりづらいですし、細かな配慮をしてくれないかもしれません。
一方、どんな設備を使い、それぞれどのくらいかかるかなど、細かく見積もりを出してくれれば、しっかりとした対応を取っていることが分かりますし、変更をお願いするのにも楽です。
関係する人たちにしっかりと連絡する
内装工事をすることが決まったら、テナント関連の人に連絡をするようにしましょう。
まず、テナントの大家さんに、どのような内装工事をするか、いつからいつまで工事が続くかなど、細かく話すようにします。
大家さんとのトラブルが発生すると、後々苦労しますのできちんと連絡することで、未然にトラブルを防げます。
また、近隣の住民にもあいさつがてら連絡するのは得策でしょう。
工事中のトラブルを防ぐことができますし、良い関係を築くことで見込み客となってくれます。
準備に忙しい時期ではありますが、いろいろな面でメリットが大きいので、細かな配慮を示しつつ挨拶回りをするようにしましょう。
このように、内装工事をするにあたって、いろいろなことを考慮に入れる必要があります。
きちんとこなして、気持ち良く開店できるようにしましょう。