古物商許可証

OKのポーズ

リサイクルショップには必須の許可証

リサイクルショップを開くには、いくつかのステップがありますが、この古物商許可証は必須の条件です。
というのも、法律によって、商売として中古品を売買する場合には、必ずこの許可を得ていることが定められているからです。
許可がないのに、リサイクルショップを開くと刑罰に処されます。

古物商許可証を申請したいのであれば、許可証発行までのいつかの段階をあらかじめ確認しておくと良いでしょう。

(参考記事)
古物商許可申請5つのステップ
まず、申請してもすぐに許可が出るわけではありませんので、その期間を考慮して早めに申請を行うようにします。
自治体によって異なりますが、だいたい二ヶ月前には準備を始めて申請できるようにしておきましょう。

警察署に行って申請を行う

古物商許可の申請は地域の警察署に行って行うことになります。
警察署には古物係という部署がありますので、そこで申請の意志を伝えると必要な書類を渡してくれて、それぞれの説明をしてくれるでしょう。
古物商許可申請書や略歴書、誓約書などが手渡され、どのように記載したら良いかを教えてくれます。

その後、他にも申請にあたって必要な書類がありますので、それらの書類をそろえていきます。
リサイクルショップで誰を管理者にするかによって異なりますが、基本的には申請する人の住民票と、運転免許証などの本人確認書類が必要となります。

そして、古物商許可証を得るには、成年後見人や被保佐人ではないという条件があります。
このことを証明するために、法務局でこうした状態になっていないことを示す登記書をもらいます。
また、法人であるなら登記簿謄本を同時に取ると良いでしょう。

そして、インターネット上でもリサイクル品の取引をしたいのであれば、その届出もする必要があります。
所定の用紙に、プロバイダから送られているドメインなどの情報を記入しておきます。

いよいよ申請を行う

こうした必要書類をそろえて、不備がないことを確認したら、いよいよ申請を行います。
再び警察署に行って、申請に必要な19,000円を払い書類をすべて提出します。

40日から60日ほど許可が下りるまでかかりますので、あせらずにゆっくりと待ちましょう。
そして、ついに許可が下りたら、警察署から電話などで連絡が入るはずです。
郵送などでは許可証は届けてくれませんので、申請した本人が受け取りに行く必要があります。

その際には、本人確認用に運転免許証などを持っていくようにしましょう。
古物商許可証を受け取ることができたら、ついに念願のリサイクルショップを開く準備ができたことになります。
少し時間がかかるものですので、前もって準備しておくとスムーズに進みます。

 

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