どのように商品を処分するか
リサイクルショップを閉店するとなると、やることがたくさん出てきます。
複数の店舗を抱えていて、そのうちの1つを閉店するだけなら、作業としてはいくらか楽になるでしょう。
残った商品を分散して、他の店舗に回すことができますし、陳列スペースがないとしても、倉庫などに保管しておいて、徐々に売っていくことができます。
しかし、他の店舗がなくすべての商品を処分しなくてはならない場合は、作業が多くなりますので、手間も時間もかかります。
そのため、閉店を考えているなら、前もって残った商品をどうするかをじっくり検討しなくてはなりません。
在庫一掃セールを行う
残った商品を処分する1つの方法としては、閉店セールを行い在庫を一掃するというものが挙げられます。
事前に店舗にチラシなどを置いて、閉店セールを告知しておきます。
そして、ある程度の割合で値引きを行うことを知らせておいて、多くの方に来てもらえるようにするのです。
その際には、ある程度の期間閉店セールを行うようにして、時間が過ぎてもなかなか売れないものに関しては、さらに値引きを行っていきます。
あまり安くするともったいないような気もしますが、商品を残してしまっては元も子もありませんので、多少無理してでも値段を下げるようにすると良いでしょう。
それでも、最終的に売れ残るものというのは必ずあるものです。
また、急に閉店を決めて、在庫一掃セールを行う時間がないということもあります。
そんな時は、商品を引き取ってくれる専門の会社がありますので、依頼してみると良いでしょう。
一度店舗に来てもらって見積もりを出してもらうことができます。
とても簡単で早く済む方法なのですが、まとめていくらという買取の仕方をすることが多いので、どうしても値段が安くなってしまうというデメリットがあります。
できるだけ、最終手段として残しておきたい方法ですね。
それぞれの分野の買取会社を探す
買取会社に商品の処分を依頼するときには、それぞれの分野の買取手を探すと、より高い値段で買取をしてもらえます。
たとえば、家電専用の買取会社や家具を専門に扱う会社などです。
玩具を商品として持っているなら、フィギュアや玩具を扱う会社に依頼すると良いでしょう。
専用の買取会社であれば、しっかりとした買取価格の設定を行っていますので、確実にある程度の資金を手に入れることができます。
また、店舗でセールを行うよりも、だいぶ高く売れることもありますので、ホームページなどで買取価格を確認してから、依頼してみると良いでしょう。
閉店に伴う商品の処分は簡単ではありませんが、こうした方法を採って少しでも資金を手に入れるようにしましょう。