いくらかかる?開業資金の準備方法

通帳の金額

リサイクルショップは開業にお金がかかるのか

リサイクルショップは、開業にあたって必要なものが少なく資金が少なくても十分開業できるといわれています。
しかし、実際に開業するとなれば資金が全くなくても始められるわけではありません。

具体的にどのくらいの資金が必要であるかを知っておくことは大切です。
そこで、ここではどのくらいの資金が必要なのかを項目ごとに見ていきます。

必ず必要になる資金

リサイクルショップを開業するのに必ず必要なものとして古物商の許可を取得することが必要です。
これは19000円の収入印紙を購入します。

次にどのような営業形態であっても電話やインターネット環境は必要です。
物件によって違いますが、電話に加入する代金や契約料、インターネット契約料として7万円から10万円ほどかかります。
ただ、最近ではインターネット回線と電話番号を合わせて借りたりスマートフォンで固定電話番号を利用したりとサービスも増えていますから、上手にプランを組めばインターネット環境が1万円以内で組むことも可能です。

ほかにも買取した商品を掃除したりメンテナンスをしたりするための備品も必要になってきます。
こういったものはすでに持っているものがあるかどうかによっても金額は変わってきますが、10万円ほどみておくと安心です。

店舗で営業をする場合と店舗を持たない場合

店舗を構えて営業をする場合には店舗を借りる費用、商品を並べる什器、空調設備、看板といったものが必要になります。
それ以外にも店舗が準備できた際には周囲にアナウンスするための広告やダイレクトメールの作成も必要です。

店舗を持たない場合には出張買取のみで営業を行うリサイクルショップとなります。
初期投資として店舗を構える費用がかからない分リーズナブルに開業できる点が魅力です。
ただ、店舗を持たなくても仕入れてきた荷物を管理するためにも倉庫や事務所は必要ですからそういった場所を確保するための費用は掛かってきます。

また、どちらの形態であったとしても、ホームページの作成は必要です。
最近では多くの人がインターネットを利用しており、集客の中心はホームページになっています。
そこで、ホームページは力を入れて作成することが必要であり、場合によってはプロに依頼をして作成してもらうという人も多いです。

ほかにも軽トラを持っていると出張査定ができるようになりますし、荷物の仕入れもしやすいです。
営業を開始する際にはスタッフを雇い入れることもありますから、そういった場合には開業後数か月分の給与も用意しておく必要があります。
こういったことを加味していくと自分の開業スタイルに必要な開業資金が明確になってきてシミュレーションがしやすいです。

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