お店のコンセプト

電気のアイデア

コンセプトのないお店はすぐに低迷してしまう

リサイクルショップは、成功するお店もあれば、開店してもなかなかお客さんがつかず、すぐに閉店してしまうところもあり、運営が難しい一面を持っています。
お店がうまくいかない理由はいくつかありますが、その1つにショップのコンセプトが定まっていないというものが挙げられます。

高級感のある商品があるかと思えば、激安の生活用品があったり、今までは安めの値段設定で雑貨を売っていたのに、急に状態が良く高い家電を中心に商品を揃えたりと、ショップの目指す方向がコロコロ変わると、お客さんは戸惑ってしまって、定着しなくなってしまうのです。
そのため、ショップ独自のコンセプトをしっかりと定め、それを固守するように努めるのがとても重要なのです。

どの層をターゲットにするかを決める

では、どのようにショップのコンセプトを決めたら良いかというと、ますどの客層をターゲットにするかを考える必要があります。
若い世代を対象にしたいのであれば、若者向けの衣類や玩具、ゲーム関連商品、漫画、フィギュア、オーディオ関連の電化製品などがメインの商品になるでしょう。
また、内装も明るくおしゃれなものになりますし、店内でかける音楽も新しい音楽にすべきです。

一方、主婦層をメインにしようとするのであれば、新品で買うより安い生活用品や、日常の家電製品、女性向けの衣類、食器類などを仕入れる必要があるでしょう。
また、店内にチラシやポップを多めに配置するようにして、なにがおすすめのお買い得商品かを分かりやすく告知するのも効果的です。

こうしてメインターゲットを絞るだけでも、かなりお店のコンセプトを決めることができます。
これがないと、いろいろなものがごちゃごちゃになってしまい、どの層からも敬遠されてしまうことになりかねません。
もちろん、若い世代をターゲットにしているから、主婦向けの商品はまったく置かないということではなく、ある程度バランスを取って、小さなコーナーを設けるなどの工夫もできるでしょう。

明るく清潔感のある店内のイメージを保つ

ショップのコンセプトにおいて大事な要素は、お客さんが入りやすく、店内で商品を探しやすい環境を保つということです。
リサイクルショップの中には、大量の商品を山積みして、照明も暗く、雑多な雰囲気になってしまっているところもあります。

いかにも骨董品屋さんという雰囲気が好きな人には良いかもしれませんが、たいていの人にとっては入りづらい雰囲気でしかありません。
そのため、照明を明るくして、商品の配置を考慮して、明るいイメージを作るようにしましょう。
また、常に商品や陳列棚の清掃を行い、整理整頓された状態を保てるようにするのも肝心です。

 

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