立地条件

中古フィギュアのお店

売り上げに大きく影響する立地条件

リサイクルショップに限らず、店舗での販売を行う上でとても重要な要素は、テナントがある立地条件です。
人々の通りが多いところにお店があれば、当然お店に入る確率も高くなりますし、来店率が高ければそれだけ売り上げも上がります。

一方、立地条件をあまり考えずに店舗を作ってしまうと、せっかく良い商品を入れていても、それを見てもらえないことになりますので、販売が難しくなります。
当然、立地条件が良いところは、それだけレンタル料も高くなりますので、良い場所でなおかつ賃貸料に折り合いがつくところを見つけるのは一苦労ですが、ショップの将来に大きく関わることですので、手間と時間をかけて最良の場所を探すようにしましょう。

お店のコンセプトに合わせた場所を選ぶ

良い立地条件とは、単に人が集まる地域とは限りません。
ショップのコンセプトや狙うお客のターゲットに合った場所にしなくてはならないのです。

若者向けのリサイクルショップを開きたいのであれば、駅の近くや大学の周辺などがベストですし、家族向けの商品をメインに置きたいのであれば、住宅地のそばなど郊外型の店舗にすることもできます。
まずは、お店のコンセプトを決めてから、ターゲットとなる人々が集まる場所を探すようにしましょう。

そして、ある程度地域と具体的な場所を決めたら、実際にその場所におもむいて人の流れや、どの層の人が多くいるかを確認するようにしましょう。
また、どの時間帯に人の流れが多いかを観察するのもポイントです。
通勤、通学の人が多いのであれば、少し遅い時間帯までお店を開いておくと効果的ですし、より多くの集客を見込めるようになります。

見込み客と同時に同業者の様子を把握する

このように、ターゲットとなる層が集まる場所を見つけられたら、今度は同業者が近くに出店していないかを調べるのも重要です。
資金力があり、豊富な商品の仕入れ手段を持っているなら別ですが、近くに同じようなリサイクルショップがあると、当然お客さんの奪い合いになってしまうだけで、なかなか経営を軌道に乗せるのは難しいものがあります。
やはり、近隣に同じようなお店がないところを選ぶのは大事なポイントです。

もっとも、近くに同業者がお店を出していても、コンセプトや狙う層が異なるのであれば、逆に売り上げを期待できるというケースもあります。
お客さんは、1つのお店にないと、近くのリサイクルショップにも寄ってみようと思うものですので、シナジー効果を狙うことも可能です。

その際には、競合店の品揃えや価格帯をしっかりと調査して、かぶらないようにするのが鉄則です。
上手に住み分けすることで、店舗運営を安定させることができるでしょう。

 

Back To Top
    © 2015 - 2025 リサイクルショップの運営法 All Rights Reserved. | サイトマップ